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Kernel 2.6 総括

  • Posted by: Jizz
  • 2004年2月10日 16:34
  • Linux

結論から言えば「カーネル自体は実用に耐えるレベル、周囲の環境に未だ難あり」だろうか。
今回はRed Hat Linux 9.0にKernel 2.6を導入し、さまざまな動作を確認してみたが
安定した動作、高いパフォーマンス、新しいデバイスの認識や制御と秀逸なものに仕上がっている。

だが、Red Hat Linux 9.0でKernel 2.6を使う事には大きな問題がある事が解った。
Kernel 2.6を導入する事によって、rpmが使えなくなってしまったのだ
気が付いたのはup2dateでRedHat Networkへ接続しようとして失敗した時で
その後rpm -qaなどやってみたが以下のようなエラーが出る。
error: db4 error(11) from dbenv->open: Resource temporarily unavailable
error: cannot open Packages index using db3 - Resource temporarily unavailable (11)
error: cannot open Packages database in /var/lib/rpm
国内ではあまり報告例が無いのだが、海外では様々なディストリでの報告がなされている。
# Kernel Configに何か足りない物があったのか make install でKernelをインストールしなかったのが原因かもしれない。
# module周りが後回しになったのが原因かもしれないので、何とも言いがたいのが現状だが・・・
見ると /var/lib/rpm 以下のrpmデータベースファイル(__db.001、__db.002、__db.003)が完全に破壊されている。
通常rpmデータベースの復旧は rpm --rebuilddb で可能だが(それでも完全には修復不可能)
Kernel 2.6を導入後はリビルドをしてもエラーが出てrpmデータベースは復旧しない。
普段滅多にrpmは使わないとは言え、バージョン確認やアップデートで使えないのは困るだろう。

結論から言えば(実際に管理人は破壊してしまったので、正しいかの検証はしていない)

  1. Kernel2.6インストールの前にrpmデータベースをバックアップ(一応)

  2. rpm最新版をインストール(ディストリビューター配布のものでは駄目だろう・・・おそらく)

  3. Kernel 2.6インストール
という手順でいけばrpmデータベースが壊れない可能性が高い。
最初はglibcあたりが古いためかとも思ったが、純粋にrpmが古いような感じである。
どちらにしても、Kernel 2.6の導入自体の敷居は下がっているが、
周辺環境の調整は相変わらず困難である。
 という状態である。

module周りの変更が多い事もあり、少なくともKernel 2.6と
Kernel2.4をデュアルで共存させるのは不可能に近いという事は間違いない。

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