- 2006年4月 4日 23:35
- recruit
「迷っています」思えばこの言葉だった。第一希望の企業だからと言って,二つ返事で決める事なんて出来ない。自身の将来を大きく左右する選択だけに,その言葉が飛び出たのは当然と言えば当然の事だった。「相談に乗りますから是非一度社の方に来て下さい」と言われた事自体,驚きだったし嬉しかった。しかしまぁ過度な期待はしておらず,会社に入る可能性のある人を集めて今後の説明をするものだとばかり思っていた。
足を運んでみると既に学生さんが数人。「まぁそうだろうな」と苦笑しながら待っていると学生さんが名前を呼ばれて部屋に入っていく,それが採用面接に参加している学生さんだと気付いたのは1人ソファーに取り残されてから(笑 名前を呼ばれて振り向くと,度々blogに登場する人事のお姉さんが立っていて「お待たせしてすいません。それでは始めましょうか。」の言葉にまずビックリ。テーブル席に移動して30分間ぐらい,今の就職活動の現状や迷っている事,実現したいキャリアパスのヒアリング,聞きづらかった給与関係や会社の業績についてなど,様々な話をした。
会話の中で,本気でこちらの不安を取り除いてくれようとしているのだなと感じた。特に印象的だったのは「両親の説得に少々手を焼いているんです」と苦笑いしながら言った時に「もし,どうしてもご納得いただけないようならば,こちらから電話を差し上げて社の事を納得いただけるまでご説明いたします。」と言っていただけた事。自社の採用試験を受けている学生にここまで言えるものなのかと,心底驚いた。
ディスカッションも終わり,帰る準備を始めた時に「それではご案内いたします。」と言われ,何のことだか解らず意味を聞き返してしまった(._.; 会社の中を案内してもらえるなんて想像すらしていなかったのだ。個人の広いデスクの上に並ぶCiscoのIP電話,会社支給のデスクトップマシンとThinkPad,積まれた専門書,ディスプレイにはWindows,Solaris,Linuxの文字と並ぶシェル,飛び交う専門用語,技術者たちの空間がそこにはあった。多少冷や汗ものだったがシニアマネージャーの方に紹介をしていただき,話が出来たのもいい経験になったと思う。
最も驚いたのはこの後。「迷っています」という言葉を真剣に受け取ってくれていたのだろう。迷っている先の企業から転職してきた社員の方と直接お話をする機会をいただき,具体的な業務内容の違いや会社の制度,雰囲気の違いについて話を聞くことが出来た。小会議室+ホワイトボード付きで(笑 自身が就職活動で感じてきたもの,考えたこと,キャリアパスなど様々な面から,ひいき目の無い意見をいただいた。
今までだって口にした事が無いわけじゃなかったけれど,心から「私は技術者でありたいんです」と言えた気がする。人生において非常に意味のある一日。感謝の気持ちで一杯,本当にありがとうございました。
# 何か大きな支えを得たかのように,午後の採用面接は一切緊張しませんでした(感謝感謝
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Comments:2
- ジラ 2006年4月 5日 12:27
熱いな!向こうさんの本気度・覚悟が伝わってきます。
しかも他方からの転職者さんがいて話を聞けたのは、幸運だったねぇ- Rick 2006年4月 6日 01:39
電話ではどこの企業との選択で迷っているのかは言っていなかったので,最終選考の直前に聞かれた就職活動の進度から推察して準備していてくれたようです。幸運でもあり感動でもあり。
感動のあまり即日公開にしてしまったんですが,非公開で就活エピソードは結構書いてあったりもするんでお楽しみに?(苦笑
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