Home > Linux > 18億回とは恐れ入る

18億回とは恐れ入る

  • Posted by: Jizz
  • 2006年5月30日 18:47
  • Linux

昔お世話になっていた研究室の学生さんに「Linux端末の調子が悪いから見てくれないか」と頼まれて懐かしい研究室へ.入ってみると確かに様子がおかしい,普段は起動時に立ち上がるというgdmも立ち上がっていない.最初は誰かがX Window Systemの設定でもいじったのだろうと思ったが,どうも様子がおかしい.とりあえずコマンドをいくつか叩いて解ったことは以下.

  1. loadaverageが常に1.0を超えている
  2. CPU占有率は10%を超えていない
  3. プロセス数に異常は見られない
  4. Swap領域はほとんど使われていない
  5. File I/Oが多発している(特定のプロセスによるものではない)
  6. Syslogの記録が数日前で終わっている

HDDに不良セクタでも出たのかと思ったが,Syslogが一切のログを吐いていないのがどうしても腑に落ちない.「まさか・・・」と思って恐る恐る・・・。

「df -h」と叩いてみて仰天.存在しているのは/bootパーティションと/パーティションのみ,そして/パーティション(53GB)の使用率が100%になっている(。。; とりあえず端末を落としKNOPPIXで再起動,HDDを探索してみるとrootのホームディレクトリにある.xsession-errorsが50GBを超えている.パーティションを細かく切っていないのもありえないが,エラーログで50GBってオイ(==;

とりあえず下50行あまりを切って,心当たりが無いか学生さんに聞いたところ.「無限ループの実験を行ったときの変数」だと言う.そこに記述されている変数(i++)は18億を示している.え~っと・・・つまり・・・完全な人災.ログ出力はしていないと言い張る学生さんをよそにどうして.xsession-errorsにログが出力されてしまったのかを考えてみる.

  • xsessionで立ち上がったGUIのコンソールで実行した無限ループのプログラムにエラー出力が組み込まれており,エラー出力が.xsession-errorsにエラーとして記録され続けた
  • Ctrl + Cでプログラムを終了せず,コンソールを閉じる事で終了した(つもり)だったが,実際には割り込みに失敗しWindowを失ったプログラムが標準出力を行えず.xsession-errorsに記録された

後者の気配が強そう.それにしても18億回もループしてシステムが動かなくなるまで気付かないなんて・・・(溜め息
# しかもサーバーの故障だとして,既に新しいサーバーの購入依頼を出した後だなんて(遠い目

駄目だこりゃ.

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://distance.eclisse.info/cgi-bin/mt-tb.cgi/740
Listed below are links to weblogs that reference
18億回とは恐れ入る from distance

Home > Linux > 18億回とは恐れ入る

Categories
Links
Feeds
About

(Rick|Jizz) が日々の思い出をつづっているblog. トラックバックやコメントはお気軽にどうぞ :)

Return to page top