- 2009年8月25日 01:11
- diary
見よう見ようと思っていた映画を見た。空の向こう、約束の場所。
製作の日付を見て驚く、2005年。つまりは自分がそれを見たいと思ってから既に4年が経っていて、今になってその気持ちが身体を動かしたと言うのだから。それでも、見てよかった気がする。
何だろう、大人になって失ってしまった純粋なもの、宇都宮であの日感じた冬の日のパリっとした空気、昔抱いていたはずの淡い気持ちがそこにはあった気がする。現実は常に辛く厳しく、理想や正義、優しさや想いだけでは生きていけない事。それはこの数年間で嫌と言うほど思い知らされた。
けれど理念として、そういったものはいつまでも失いたくない。
学生時代より朝は早く、週末までも社から深夜タクシーで帰宅する日々。当然のように求められる決断に圧し掛かる責任。休日・深夜を問わず鳴り響く電話に、伸び悩む自分の実力。先方に家族に頭を下げながら、心と身体の痛みに耐える毎日。今の生活はあまりに現実身が無くて、何か悪い夢でも見ているんじゃないかと思う。
三人で過ごしたあの温もりに満ちた世界、あの頃の方が、まるで夢だったみたいです。でも、あの頃の思い出さえ無くさなければ、もしかして私はこの先、
ほんの微かでも現実に繋がっていられるかもしれないって、
そう思っています。
今だけでは支えられない。
そんな声は、声は、届いていますか。
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